当記事では、
映画「インターステラー」の腕時計に関わる部分だけを超ざっくり解説と、
劇中でキーアイテムとなる【マーフウォッチ】について解説します✨
きっと子供さんにプレゼントしたくなりますよw
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「インターステラー」どんな映画?
Wikipediaよりざっくり
監督は「ダークナイト」や「インセプション」などを生んだクリスファー・ノーラン監督。
地球を離れ新たな居住可能惑星探索を行うため別の銀河系へと有人惑星間航行(インター・ステラー)する宇宙飛行士のチームの物語
三次元における不可逆性の時間と重力場、相対性理論、その他色々な科学的考証を用いた演出の他、人類存亡を賭けた未知の世界へ挑戦する倫理と勇気、信頼と愛、人生という限られた時間、ヒューマニズムも織り交ぜた物語
という主にはSF映画となっております。
ここで、
私のようなSF映画が好きな方は既に見ておられると思いますが、
「なーんだSF映画か・・・SF映画はあまり好きじゃないだよね」という方!
そんなSF映画があまり好きでは無い方にこそ是非見て頂きたい映画です!
大枠はSF映画ですが、
内容は人と人、親と子といった人情溢れる映画となっております✨
腕時計が絡む物語部分だけを解説
①序盤
ここからネタバレを含みます!
内容を知りたくない方は飛ばしてください。
異常気象によって人類の滅亡が近づいている近未来。
トウモロコシ農場を営んでいる父クーパーは元腕利きの宇宙飛行士。
人類を救うには新しい惑星へと移住するしか方法が無く、
第二の地球を探す為、別の銀河系を目指す有人惑星間航行(インターステラー)する事を決意するクーパー・・・
しかしその有人惑星間航行(インターステラー)には大きなリスクが伴います。
地球で過ごす時間よりも遥か彼方の宇宙の方が時間の経過がとてつもなく早い為、
父クーパーが地球に戻った頃には娘マーフィは父の年齢を超えてしまう・・・
そんな辛い別れの際に父クーパーは娘マーフィに「腕時計」を渡します。
この「腕時計」こそが、
「マーフウォッチ」ことハミルトンの「カーキフィールド マーフ オート」なのです!
この「腕時計」は物語の重要なアイテムとなります。
②中盤
舞台は宇宙、
父クーパーは地球への帰還が出来なくなる状況に陥り、四次元空間にたどり着きますが、
その四次元空間がマーフの部屋を通して地球の過去、現在、未来全ての時間と繋がっている事に気づくのです!
このあたりの発想がぶっ飛んでいると言えばぶっ飛んでいるのですが、
映画では「相対性理論」やらなんちゃら論が出てきて、
ちょっとエヴァンゲリヲン状態になりました💦
最後まで観れば全体の流れは把握できますのでご安心くださいw
③終盤
四次元空間で危機的状況に立たされるクーパーは、
幼き日のマーフに自分の存在を知らせようと本棚の本を落とす事に成功します。
大人になったマーフは思い出します・・・
幼い頃、本棚の本が勝手に落ちてお化けが居ると思った時の事を・・・
この本を落とした張本人こそが四次元空間に居る父クーパーだったのです。
更にクーパーは、
自分が娘にあげた「腕時計」の秒針を動かしモールス信号でデータをマーフに知らせます。
そのデータを成長したマーフがNASAで解析しクーパーの帰還を手助けします。
④エンディング手前
地球は既に人類が住めなくなってしまってはいるものの、
スペースコロニーを建造生き延びる事に成功した人類。
父クーパーが無事にコロニーに帰還した頃、
娘マーフと再会を果たすのですが、
年老いたマーフは大勢の子供と孫に囲まれその人生を終わろうとしていました・・・
この他にもクーパーと同僚、宇宙を共にするAIを搭載したロボット「TARS」とのドラマもありますが、
今回の「マーフウォッチ」に関する部分だけの物語はざっとこんな感じです。
映画を観ていない方にどう伝わるか分かりませんが、
この記事を書いている私も「もう一回観たい!」と思うほど心に刺さる物語でした。
ええハナシやんけ!(涙)
腕時計に関する部分だけでまとめましたので、
間違ってたらファンの方すいません💦💦
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ファンの期待に応えて製品化されたマーフウォッチ
旧【カーキフィールド マーフオート】リファレンスNo.H70605731
父クーパーから娘マーフに渡された「腕時計」ですが、
元々はハミルトン社が映画の為に制作したオリジナルウォッチでした。
それをファンの期待に応え製品化したのが、こちら!
こちらの【カーキフィールド マーフオート】リファレンスNo:H70605731ですが、
映画「インターステラー」公開から4年以上過ぎた2019年の5月に発売されました。
映画で出てきた物を忠実に再現しているのは勿論の事、
ファンには堪らない仕掛けがあります。
物語の中で父クーパーが四次元空間から娘に伝えたモールス信号をマーフが解読した際、
「Eureka(ユリイカ)!」=「分かった!」と叫ぶシーンがありますが、
この「ユリイカ」をモールス信号化したドットが秒針に極小さく刻まれているのです✨
そんな魅力的な【カーキフィールド マーフオート】ですので、
私も欲しくなり時計屋さんに見に行き試着しました。
しかし購入に至らなかったのはその大きさでした・・・
ケース径は42mmと3針だけの腕時計としては大型ではあるものの問題ありませんでしたが、
問題は、ラグとラグの間(ベルトの付け根と付け根の幅)が長すぎる事でした。
この幅「ラグ トゥ ラグ」とも言いますが、
この旧作は52mmもあります💦
私の左手首の幅が約55mmです。
ラグトゥラグと腕の幅が殆ど同じですと、
上の画像のように腕の中に腕時計が収まっていない感じとなります。
個人差の問題ではありますが、
ラグからのベルトが真下にまっすぐ下りる感じが嫌いです!
ベルトは有る程度の弧を描いて欲しいです・・・
という事で、
旧作【カーキフィールド マーフオート】は、
私にはちょっと大きすぎて使えそうにない腕時計でした💦
しかし!
ハミルトン社はユーザーの期待をしっかり製品にしてくれます!
私よりももっと腕の細い方も多いでしょう・・・
そんな細腕ユーザーの期待に応える✨
ハミルトンさん!脱帽です!!
新【カーキフィールド マーフ38mm】リファレンスNo.H70405730
この旧作の発売から3年以上が経った2022年11月、
新作として発売されたのがハミルトン【カーキフィールド マーフ38mm】です。
ケース径42mmだった【カーキフィールド マーフオート】のデザインそのままにサイズダウンがされました✨
肝心のラグトゥラグは52mmから44.8mmへと短縮されましたよ✨
公式HPで「ハミルトンはリクエストに応えます」と言っているように、
正にユーザー視点でモノづくりをしているメーカーという事が伺えます。
私はインスタグラムの広告で38mmの発売を知り、
少し悩んだ挙句、発売日では無いですが購入しました。
新しくなったケース径38mmの【マーフウォッチ】を腕に巻き、
私はこう思いました・・・
「いつの日か子供にあげたい腕時計」
父クーパーと娘マーフは、
距離も時間もはたまた空間まで離れてしまいますが、
この【マーフウォッチ】がしっかりと二人を繋いでくれました。
旧作【カーキフィールド マーフオート】は、
子供にプレゼント出来ないサイズという訳ではないですが、
比較的腕の太い男の子に限定されてしまうと思います。
逆に、
新作【カーキフィールド マーフ38mm】は、
女の子でも使えるユニセックスなサイズ感です✨
試しに腕回り14cm程度の妻に試着させましたが、
普通に使えるサイズ感でした♪
今回は解説が長くなってしまいましたので、またの機会に実機レビューをしたいと思います!
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