トーヨータイヤのオールテレインタイヤ
【オープンカントリーA/TⅢ 275/60R20】レビューです!
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TOYO OPENCOUNTRY A/TⅢ 275/60R20
選んだ理由
まず最初に、ランドクルーザー250のZXグレードに標準装備のタイヤをご紹介します。
【ダンロップ グラントレックPT22】のサイズ:265/60R20タイヤが装着されております。
このグラントレックPT22というタイヤ、ランクル250の為に新開発されたタイヤで、過去数十年にわたるランドクルーザー向け開発の知見を活用したシミュレーション技術を駆使し、最適な新トレッドパターンを予測、評価することで、高い静粛性能を実現するとともに低燃費性能、走破性能を高次元で両立させています。
という謳い文句なのですが、
燃費がいい車ではないし、
クラウンクロスオーバーに比べたら静粛性能悪いし・・・
そんな比較当たり前やんけ(# ゚Д゚)
方やハイブリッド車である現行モデルのクラウンと比較すること自体おかしな話なのですが、私的の前車からの比較となるとこうなります💦
確かに燃費も静粛性も高いに越したことはないのと、ランクル250専用に設計された有難いタイヤであるという事は理解しておるつもりなのですが、
車の見た目はゴリゴリのオフ車なのに、
タイヤの見た目が寂しい気がする・・・
という私の独断と偏見で見た目が凸凹したタイヤに履き替えたいと色々探し始めました。
まず、凸凹タイヤの代表格として、M/T(マッドテレイン)タイヤがありますが、
その名と見た目の通り悪路走破用のタイヤでして、私は周知の通り超インドア体質なのでM/Tタイヤはやりすぎです。
因みに、トーヨータイヤのHPで軽くM/TとA/Tを比較してみると、
OPEN COUNTRY M/T | OPEN COUNTRY A/TⅢ |
M/Tの悪路に振り切り感がすごいッス💦
そこで見た目の凸凹感は劣りますが、オールシーズンタイヤとして使えるA/Tタイヤが私に合ってると思い、お世話になっているタイヤショップ市毛さんで注文しました。
あと、今回の選択肢の重要ポイントとして、
・オールテレインタイヤである事
・ランクル250 ZXの純正20インチに履けるタイヤである事(可能であれば少し幅を広くしたい)
・ホワイトレターの設定がある事
この3つの条件が揃っていたので私のランクル250はトーヨータイヤのA/Tタイヤである【オープンカントリーA/TⅢ 275/60R20】に決定しました!
トヨタの車なのでトーヨータ イヤ・・・
いいっすね!
この青い塗料、私は高圧洗浄機で流しましたがうっすら青みが残ってしまったので、洗車用の洗剤をスポンジで泡立てて軽く擦った方がよいかもしれません。
奇麗に落とすとこんな感じに!
純正ホイールという事もありますし、M/Tタイヤほどの凸凹感もありませんし、ランクル250のオーバーフェンダーの張り出しもあってそこまで迫力には欠けますが純正と比較するとホワイトレターのデザインもあって私的にはいい感じに収まりました。
ちょっとここで純正の265/60R20とA/TⅢの275/60R20とを比較してみます!
純正との見た目の比較
純正タイヤ(265/60R20) | A/Tタイヤ(275/60R20) |
20インチという大径ホイールですので265から275に10mmアップぐらいではタイヤのサイド部分の膨らみ感は左程変化はありませんんが、気持ちふっくらしたように思えます。
メリット・デメリット
純正タイヤサイズの265/60R20と、A/TⅢタイヤのサイズ275/60R20のサイズ比較は、
・タイヤ幅は265mmから275mmへと10mm幅広に
・タイヤの外径が826mmから838mmへと12mm大きく
となっております。
外径の差はここでは置いておくとして、一般的にタイヤを幅広くするメリットとしては、
- グリップ力が高まる
- 直進安定性やカーブ時の安定性が増す
- ブレーキが利きやすくなる
- 車に迫力が出る
等が挙げられます。
逆に、一般的にタイヤを幅広くするデメリットとしては、
- ロードノイズが大きくなる
- ハンドルが重くなる
- 燃費が悪化する
- 価格が高くなる
等が挙げられますが、ランクル250の場合タイヤの価格が高いを除いては私的には特に変化は無かったように思えます。
265から275に幅だけ変えれたのは嬉しいです♪
A/TⅢはスタッドレスのように使える!?雪道の走破性について
2024年12月の7日と8日で新潟県に一泊旅行に行って参りました。
新潟県の積雪は通年であればクリスマスぐらいからと聞いたのと、何と言ってもランクルですし、タイヤも【トーヨー オープンカントリーA/TⅢ 275/60R20】に交換したので「万一、ちょっとぐらいの降雪ならへっちゃらでしょう!」と高を括っていたのですが・・・
正にトンネルを抜ければなんとかで、
豪雪でした~💦
オモロ~w
さて、トーヨータイヤのオープンカントリーA/TⅢはどれぐらいの降雪に耐えれるのでしょうか?
私なりにレビューしてみます!
公式サイトに記載のある、この「M+S」マークですが「M」はMud(泥、ぬかるみ)、「S」はSnow(雪)を意味しています。
更にメーカーの謳い文句に、
悪路・林道だけでなく、雪道にも対応する走破性能
シビアスノー要件を満たしたスノーフレークマークを取得。悪路・林道はもちろん、雪道においてもその実力が裏付けされています。
とまで記載されております。
えっ、じゃあ雪道もガンガンいけるんじゃね?・・・
とも思えますが、公式サイトの別表を見ますと、
凍結だけ駄目?
でも高速道の冬用タイヤ規制はOK?
どっちやねん💦
とも思えますw
この日、大雪が降るさなか【トーヨー オープンカントリーA/TⅢ 275/60R20】を装着して走ってみて、一番びっくりしたのは目の前で2tトラックがくるっと一回転した事でした!!!
トラックは雪道に慣れている方なのか普通にハンドルを切って私を置いていかれましたので恐らくスタッドレスは履かれていたと思えますが、そこは分かりません。
これにビビった私は法定速度である60kmぐらいの速度で走っていたのですが、感想はと言うと?
- 時速60kmぐらいではアクセルONでもブレーキでもタイヤが滑る感じは全く無し
- 新雪っぽいところでは不安感は無いが、タイヤで圧雪した部分が凍結しているのかと思うと少し怖い
- 一瞬どこかのタイヤが横に滑った感じが2度ほど
- 兎に角、雪道になれていないのでなるべくブレーキを踏まない運転
タイヤより、
メーター内のレーダークルーズの警告がウザイのなんのって・・・
まとめます。
関越道は日本有数の豪雪地帯になる高速道路、そりゃあスタッドレスを履くのがベストなのは間違いありません。
よくも悪くもオールテレインタイヤというものは万能であるように見えて、中途半端な性能です。
スタッドレスタイヤも残り溝が少なかったり、タイヤが硬化しだしているとグリップしないように、私のA/TⅢは履き替えたばかりの新しいタイヤだったので大丈夫だったのかもしれません。
いくらランクルとは言え、降雪地域に住む方やよく行く方は絶対スタッドレスを別に用意する事をオススメします。
しかし、私が住む茨城の様に年に積もるのは1~2日程度という方にはトーヨー オープンカントリーA/TⅢは非常にオススメできる選択肢とも言えます。
実際に本格的な降雪地帯を走ってみて茨城のような地域であればA/TⅢがあればオールシーズンこれだけでOK!と思えました。
だってランクル250サイズとなると値段は超高いし、
そもそもあんな重たいサイズ運ぶのも置いておくのも大変っすよ💦
ランクル250コーナーでは、
この他にもオプション&アクセサリーを紹介してます♪