クラウンクロスオーバーにRAYS【HOMURA 2×7FT SPORT EDITION】装着レビュー「ホイールをインチダウンするとどうなる？」

in = インチ （ 1インチ ＝ 2.54cm）

新型クラウン21インチ問題

私には向いていない・・・

発売当時、

21インチもの大径ホイールが標準装備で話題になった新型クラウンです。

納車されてもうすぐ1年が経ちますが、

乗ってみていつも気になっている事があります。

それは・・・

納車された瞬間にこう思っていましたｗ

特にセダン系に多いイメージですが、

ホイール径が大きい割にタイヤそのものの厚みが薄いタイヤを扁平タイヤと呼びます。

クラウンクロスオーバーの21インチのタイヤですが、

専用に新開発された珍しいサイズのタイヤです。

タイヤは大きく見せる為に四角く角ばったデザインで、

ホイールも純正でツライチに見せるように拘った設計となっております。

ツライチ ＝ ボディの面とホイール・タイヤの面がほぼ同じぐらいに見える事

ホイールとタイヤ共に外径が大きいという事は、

見た目にインパクトがあるのは勿論の事、

ハンドリングの応答性が良く、

外径の割には細いので空気抵抗を受けにくく、

燃費もそこまで悪くないとメリットも多数あります。

ただ、

私は扁平タイヤがどうも苦手です💦

扁平タイヤが好きな方には大変申し訳ないのですが、

扁平タイヤがどうも苦手な理由を挙げると、

空気圧が減っているとタイヤの減りが早くなるので、
いつも空気圧の心配をしている。

21インチもの大きなタイヤは値段が高く、
225/45R21というサイズは工賃を含めると1本5万円程度と、
万一パンクした際の出費の心配をしている。

細目のホイールとは言え、21インチもあるホイール自体の重量が重い感じ、
走行していてもゴトゴト感が否めない

インチダウンします！

インチダウンよりもインチアップの方が良く聞く言葉かと思いますので、

先にインチアップについて詳しく解説します。

車屋の私も昔はこう思っておりました。

インチアップ ＝ タイヤを含めた外径を大きくする事

だと思っておりましたが大きな間違いでしたｗ

ブリジストンタイヤ公式サイトに超分かり易い図がありましたので、

引用させて頂きます。

ブリヂストンタイヤより引用

ご覧の通り、

↑ インチアップ = タイヤの外径は変えずにホイール径だけを大きくする事

これがインチアップです。

外径を変えるとスピードメーターに誤差が出たり、

ハンドルを切った際にタイヤが干渉するなどデメリットも有りますので、

カスタムカーにしたい場合を除いては基本あまりオススメ出来ません。

インチダウンもその逆然りで、

↓ インチダウン ＝ タイヤの外径は変えずにホイール径だけを大きくする事

です。

今回、21インチのホイールをインチダウンする一番の狙いとしては、

タイヤの厚みを太くするのが目的です。

私のクラウンのグレードは、

「クロスオーバーGアドバンスド・レザーパッケージ」で標準装備は21インチですが、

「クロスオーバーG」又は「クロスオーバーGアドバンスド」に標準装備のホイールは、

19インチのホイール・タイヤサイズは225/55の19インチです。

どうせインチダウンするなら思い切って2インチ小さいこの純正サイズにしようと思います！

HOMURA 2×7FT SPORT EDITION（19×8J+38）

このホイールを選んだ理由

21インチと比較すると豊富に選べる19インチです。

このホイールを選んだ理由ですが、

白と黒のボディカラーなので、単純に2トーンにしたくて黒いホイールが欲しかった

RAYSやWEDS等の有名ブランドのホイールの方が軽そうなイメージ

唯一RAYSのみクラウンクロスオーバーの装着画像とマッチングリストが有ったので安心だった

ラインナップは20インチと19インチが2種類、

タイヤもクラウンの標準サイズである225/55R19が装着できる一番小さいサイズという事で、

ホイールサイズはリム径19インチ・リム幅8.0J・インセット38にしました。

各部チェック＆装着画像

純正から2インチダウンで何が変わった？

見た目

ホイール：RAYS 19インチ タイヤ：225/55R19	ホイール：純正 21インチ タイヤ：225/45R21

クラウンクロスオーバーはカテゴリ的にはSUVですが、

乗った感じはちょっと背の高いセダンです。

セダンとして見れば扁平タイヤは良いかもしれませんが、

私はSUVが欲しくて買った車なので、

タイヤだけでもSUVっぽくなって良かったですｗ

しっかり空気圧が入っている感があって安心

乗り心地

前マイカーであるヴェルファイアは18インチでしたが、

それでも私的には扁平タイヤ感が否めませんでした。

比べて今回の19インチでもSUV用タイヤなので厚みがしっかりあります。

いくら19インチに2インチもインチダウンしたとして、

これぞSUVという感じにはならないと思っていたのですが、

ちゃんとSUV感のある乗り心地に変わりました✨

ハンドリングは確かに21インチの時の方がクイックな感じがあり、

インチダウンした方が良い意味でも悪い意味でも普通の車の乗り味になりました。

そのせいか分かりませんが、

高速走行は若干21インチ方が安定感があった感じがします。

19インチも大径ではあるがタイヤの厚みがしっかりあるので、
走行中のゴトゴト感は無くなり、
道路の凸凹にも安心出来るようになった。

重量

今回、

RAYSホイール＆TOYOタイヤの購入は、

いつもお世話になっているタイヤショップ市毛さんでお願いしました。

純正ホイールが相当重い事は想定していたので、

【HOMURA 2×7FT SPORT EDITION】は軽量ホイールではないにせよ、

インチダウンも相まって重量はどれぐらい変わるのか？

タイヤとホイール込での重さを計って頂きました。

すると驚愕の結果でした・・・

重さ：約24kg	重さ：約30kg

その差、

なんと6kg×4本で24kgの差です！！！

「たかだか24kgってたいした事ないじゃん」と思われるかもしれませんが、

車の専門用語である「バネ下重量」が下る事はどえらい事なんですｗ

バネ下重量 ＝ サスペンションのスプリングよりも下の重さの事。

燃費

乗車定員5人のクラウンの場合、

1人乗車の際と5人フル定員とでは燃費も多少は変わりますが、

1人減ったぐらいではそこまで燃費は変わりません。

先ほどの純正とRAYSの差は24kgなので、

人間に例えると小学校低学年程度の重量差で大したことないですが、

これは先程のバネ下重量の差になると意味合いが変わってきます！

実際に比べてみました！！

	準備中
交換前（純正 21in）	交換後（RAYS 19in）

タイヤの価格

同じサイズではないので、

単純に価格比較とは参りませんが、

驚愕の差でした！

交換前（純正 21in）	交換後（RAYS 19in）

価格.comでの最安値比較ですので、

これに送料・工賃もかかりますので目安としては、

21インチ＝50,000円、19インチ＝22,000円

ぐらいではないでしょうか？

その差、およそ半額です！

ハイパワーのRSグレードで、

タイヤ代なんて気にせずガンガン飛ばす方を除いて、

Gグレードは普通の2.5Lハイブリッドですので、

やはり燃費＆維持費には拘りたいものです・・・

まとめ

ホイールの見た目の好みは人それぞれですので、

お好みの色・デザインでチョイスされるのが一番ですが、

私の様に重さにも拘るとなると多少値は張る物だと思います。

全体的にホイールの大径化が流行りな感じはありますが、

私はインチダウンして正解でした。

完全に白と黒のモノトーンで、人とちょっと違うクラウンに！

乗り心地・加速感・減速感がアップ！

タイヤ代がおよそ半額以下 ＆ 燃費もアップ！

と、背に腹は代えられぬ部分もアップですｗ

皆様も燃費や乗り心地に不満があるなら、

インチダウンをご検討される事をオススメします！

最後に、

この後、

・クラウンスポーツ

・クラウンセダン

・クラウンエステート

が発売されますが、

今回のホイールは全て流用が効きそうなので、

万一他のモデルに乗り換えても長く使えそうです♪