
今回はこれから車を購入にあたりガラスコーティング等のボディコーティングを検討している方や、Dショップで車を購入して頂いて、Dショップのガラスコーティング「Dコート」を施工して頂いた方々に耳寄りな内容となっております♪
先に1点、ご説明ですが・・・「Dコート」はDショップ内での呼び名です。
正式名称は、「G・FORCE-1(ジーフォースワン)」と言いまして、岡山の「カーファインインターナショナル」さんという会社の製品を使用しております。

メンテナンスなんかが面倒やさかいコーティングするんちゃうんけ?

定期的なメンテナンスと洗車は絶対必要!!
フェラーリとかポルシェとかの高級外車のウン十万もするコーティングなら、存在するのかもしれませんが、そもそも雨ざらしの青空駐車場にフェラーリを駐車する人居ないでしょ??
ウン十万するコーティングを施工したフェラーリを雨ざらしの青空駐車場で放置できる方が居れば実証できるのですが、個人的にはそんなウン十万するコーティングも今からお話しする内容を見て頂ければ、コーティングの質と持続期間は別物と思って頂けるかと思います!
ただ、結論になっちゃいますが、やっぱり室内や屋根付きの駐車場と青空駐車だとコーティングの持続期間や効き目は変わってしまうので、私のマイカーように自宅に車を駐車するスペースは青空駐車場で、あくまで一般乗用車の、一般的なコーティングについてのお話です。
それと補足説明ですが、これからお話する内容は、Dショップの「Dコート」に限っての話なのと、年間100台、およそ500台以上の新車を売らせて頂いた営業マン目線でのあくまで持論ですので、予めご理解の程お願いします。

ぶっちゃけコーティングってなんの為にする必要があんの?
目に見えないもんやから車屋さんの利益ってイメージが有るような無いような・・・

写真では分からないけど、実物を触ると施工した車と、していない車だとその差は歴然!
コーティングの材料は無色透明やから、写真では分からないけど、お客様でちょっと洗車に詳しい方なんかは見た瞬間に分かるって言われた事もあるぐらいやで!
しっかり下処理をしてコーティングを施工した車は、ボディの発色がコーティングのツヤで浮きだって見えて光沢感が増すからな!
新車に限らず、車を買ったら誰も綺麗な状態を保ちたいのは当たり前っしょ!
新車のような状態、若しくは綺麗な状態を保つ為にはと言うと、
- 汚れ等がつきにくい状態である事
- 汚れ等がついてしまったら、その汚れ等が簡単に落ちる事

でも意外とこれを永久的に持続するのは難しそうや・・・
そしたら、あれやな!
ドラエモンに頼んでバリア的な道具を出してもらうか、ドラゴンボールのような気でオーラ的な・・・

ただバリアっていう表現は遠からずとも近いもんやと思うのは、
ご納車の際に、コーティングをした車は触ると触感はツルッツルで♪
新車をご納車のお客様にボンネットあたりを触ってもらって「これは新車だからじゃなくてコーティングしたからですよ~」とかよく言ってます。

車のボディの表面がツルツルしてるから、色んなもんをはじくから汚れが付きにくくて、落ちやすいバリア的なものって事やな!?
そしたら余計なんもせんでええやん!?
というかなんもせん方がええんちゃうんか??

そもそも車ってのは屋外で色々な物質に晒される訳で、雨や雪等の水分、花粉や虫、更には空気中の肉眼では殆ど見えない油分や鉄粉等、しかも夏と冬の温度変化等、全てが車のボディにとってはダメージという訳・・・
そして、コーティングが効いている状態は、何もしていない状態よりは汚れは落ちやすいので、普段の洗車を定期的にやってればいいねんけど、問題は「目に見えない汚れ等、又はぱっと見では気にならない汚れ等」、これがコーティングの効果を無くしてしまってる訳・・・
お客様が永く乗った車のコーティングどうでした?って聞くと、
「コーティングが1年とか2年で全然効かなくなって、全然水はじかなくなった!」
「コーティングが落ちた!営業マンは5年保証って言ってたのに・・・」
とかたまに聞きます。
更に「メンテナンスとかはやってました?」と聞くと「洗車だけしかやってない」って殆どの方は仰るので、自分的にはやっぱりと思います。
思うに、コーティングの材料の質って多少の良し悪しや、種類の差はあるとは思いますが、今の時代そんなにコーティングの材料の良し悪しの差ってそんなに無いと思っていて、しっかりと施工したDショップのDコートも他社様のコーティングも、違いなんて専門業者さんレベルでないと分からないレベルなのでは無いかと思います。
ただ、差が出るとすればその施工方法や技術での差は有るかと思います!
例えば、コーティングを施工する前の下処理と、コーティングを施工する場所によっても差が出るのでは無いかと思います。
そしたらなんでコーティングの効き目が落ちるかと言うと、コーティングの上に普段の洗車じゃ落ちない汚れが付いている!しかも肉眼では見えにくい汚れ等が付着しているのではないかと思うのです!

コーティングというバリアよりも強力な汚れというバリア的なもんが付いていると??
コーティングは水等を弾くバリアやけど、汚れは弾かんやろうし、逆に吸収しそうやしな・・・

だからコーティングの綺麗な状態を保つ為には、汚れが固着しない為にこまめな洗車は絶対大事って訳!
お客様の中で洗車がマメな方とそうでない方のボディの状態には雲泥の差があります!!!

流石!!!

いや、8ヵ月ぶりぐらいかも・・・
撥水力なんか全然無くて(汗)
ちょっとこれ見て下さい。

屋根にシミのようなもんがいっぱいあるやんけー!?
いっつもお客さんに「コーティングはマメな洗車がだいじですぅ~」とか「半年に一回は洗車楽(メンテナンス剤)を使てくださいねぇ~」とか言ってるんやろ??
そんな営業マンの車がこれなら説得力皆無やな(笑)

これがいわゆる「ウォータースポット」又は「イオンデポジット」って呼ばれてるもんで、洗車をマメにしていればここまでこびり付かなかった訳です(涙)
画像はシミが分かりやすい様に撮影しているので、現物はここまで酷くは見えないですが、ホコリ等を落とした状態だと肉眼でこびりついている感じがしっかり見えます・・・(汗)
要はこういうぱっと見では見えずらい汚れ等がコーティングの上を更にコーティングしてしまっているせいで、撥水効果が無くなっているのです・・・
ウォータースポット、イオンデポジットって何!?なんで付着するの?
・水に含まれる「カルシウム」や「マグネシウム」といったミネラル分が、水が蒸発した後に塗装面に残り固着したもの
・「イオンデポジット」とも言う(イオン=水に溶けたミネラル分、デポジット=堆積、沈殿)
・特にボディの温度が高い時に、蒸発する前に水分をしっかりふき取らないと付きやすい
・実は雨水よりカルキを含む水道水の方が付着しやすい
ウォータースポット、イオンデポジットが付着しないようにするポイント
・炎天下、日中等車のボディの温度が高い時は絶対洗車をしない!
・洗車機に入れる場合は、拭き上げは必ず手作業でしっかり水分を取る!
・特に濃色車はバリバリ撥水系のワックス等は極力使わない!

そしたら夏の暑い日の日中に洗車機入れてそのまま機械で乾燥させてGO!なんかはヤバイのか?


あと、水滴がぶわってバリバリ撥水するワックス系はええんとちゃうん!?
ガ○コみたいに風だけで水滴がぶわって飛ぶ感じええやん!!

要はバリバリ撥水系のものは、水滴が小さくなる=蒸発してウォータースポット、イオンデポジットが付着しやすくなるって事!
ウォータースポットやイオンデポジットは普通の洗車で絶対落ちないから、特殊な溶剤かポリッシャーっていう機械でコンパウンド付けて磨くしか取れないから厄介!
ここで、少し余談ですが、コーティングは大きく分けて「撥水性」と「親水性、又は疎水性」に分かれます。
「撥水系」はその名の通り水滴がぶわっと撥水する感じ、「親水性、又は疎水性」は水滴が固まってボディから流れていく感じです。
似ても非なる物ですが、ここではまとめてご説明する為に同じ系統としてご説明します。
あくまで私はコーティング専門業者ではないので、詳しくはググってみてください(汗)
因みに、Dショップの「Dコート」はメーカー曰く「撥水性」なのですが、先に述べた水滴がぶわってバリバリ撥水する感じでは無いです。
Dコートは水滴も有る程度固まる事から「親水性、又は疎水性」かとも思いますが、水分自体は撥水するので個人的には両方のいいとこ取りが出来ているのと思い、Dショップのコーティング剤として採用しております。
ボディカラーが白系の車は撥水性で、黒系の車は親水性、又は疎水性が良いという業者様も居られるかもしれませんが、Dショップの「Dコート」はどの色にもバランスよく適していると思います。
理由は、そもそも汚れを付きにくくして、落とし易くするには撥水性は必要で、ウォータースポットがこびり付かない為には親水性、又は疎水性が必要だと考えるからです。

こんなにウォータースポットがびっしりこびり付いてどうすんねん?
これを落とさない事にはコーティングは終了したままやろ??

せっかく気に入った車を買ってコーティングまでやったのに、洗車しても落ちない汚れが増えて、そもそも洗車をする気力が無くなってしまった方々の為に、私がここまで放置しちゃったマイカーを使って、コーティングの効果を復活させる方法と効果を持続させる為のメンテナンス方法を次回お教えしたいと思います!
