【猫白血病とネコエイズ】室内飼いの猫を飼っていて、もう1匹が野良猫の場合、一緒にしては駄目な理由

前回の続き、

室内飼いの猫を飼っていて、もう1匹が野良猫の場合、一緒にしては駄目な理由

2つの大きな病気を持っているリスク

虎徹と隔離状態ではありますが、

ルナを飼うと決めたので取り急ぎ、

虎徹がお世話になっている、

動物病院ハートランド 水戸動物CTセンター

に連れて行きました。

毛布に黒いツブツブがあったので、

少しのノミはいるだろうと、

素人目線でノミの駆除剤だけ打ってやればいいと思っていたのですが・・・

主治医曰く、

「生後50日前後とは言え、

外に居た猫なので猫白血病やネコエイズを持っているかもしれないです。

虎徹にうつっても良ければすぐに一緒にしていいですが・・・」

もちろん虎徹にうつす訳にはいかないので、

と夫婦揃って言ったところ、

検査は生後半年ぐらいしないと出来ない（結果が分からない？）

との仰せ・・・

猫白血病とネコエイズとは？

詳しい内容は専門的なページをご覧下さい。

ここでは簡単な説明とさせて頂きます。

猫白血病ウイルス

猫白血病ウイルスは、猫に感染するレトロウイルスです。

唾液や鼻汁の移動が関与している場合、感染した猫から感染する可能性があります。

動物の免疫システムに負けない場合、ウイルスは猫の免疫システムを弱め、致命的な病気につながる可能性があります。

猫同士の伝染性があるため、猫白血病ウイルスにかかっている猫同士で同居する必要があります。

猫白血病ウイルスにかかっている猫はしばしば寿命が短くなりますが、

それでも「通常の」健康的な生活を送ることができます。

Wikipediaより一部抜粋

ネコエイズ（猫後天性免疫不全症候群）

ネコ免疫不全ウイルスにより、ネコに引き起こされる諸症状のこと。俗にネコエイズとも言う。

ネコ免疫不全ウイルスの主な感染経路は、ケンカなどによる咬み傷からの体液の接触感染が考えられる。

自然界では人間のように交尾によって感染したと断定できる報告はない。

出産時の母子感染も確認されている。

HIVと同じレトロウイルス科レンチウイルス属に分類されるが、ネコおよびネコ属に特異的なウイルスであり、犬や人に感染することは無い。

陽性と診断されてから1年でおよそ約20%が死亡する。

Wikipediaより一部抜粋

主治医曰く、

「猫白血病は、そもそもかかっても特に寿命に影響しない場合もあるので、

他の飼い主さんによってはそのリスクも踏まえて一緒にする方もいますよ。」

とも言われましたが、

ネコエイズはそもそもが寿命を縮める可能性があるので、

虎徹第一主義の我が家にとってはルナには可哀そうですが、

ルナが猫白血病とネコエイズを発症していないと検査の結果が出るまで、

ルナを室内のガレージで約5ヵ月は飼育する事に決めたのでした。

猫のワクチンについて

3種混合ワクチン

代表的なワクチンですが、

以下の病気から守る猫を飼うにあたって基本的な大事なワクチンとなります。

• ネコウィルス性鼻気管炎
• ネコカリシウィルス感染症
• ネコ汎白血球減少症（ネコ伝染性腸炎）

虎徹は室内飼いという事も有り、

主治医の指示のもと毎年接種をしております。

今回、

生後50日前後のルナもノミの駆除剤のブロードラインと共に、

この3種混合ワクチンを接種し、一か月後にも接種するようにとの仰せ。

それでも、

検査出来るのは生後半年後なのとネコエイズ感染リスクがあるので、

3種のワクチンを打っても一緒には飼えないという診察内容でした。

ただ、

一つの方法として、

虎徹とルナを一緒にする方法が有ると主治医は言うのですが・・・

4種、5種混合ワクチン

ネコウィルス性鼻気管炎、

ネコカリシウィルス感染症、

ネコ汎白血球減少症（ネコ伝染性腸炎）の3種に下記のワクチンを加えた物が、

4種、5種混合ワクチンとなります。

• 猫白血病ウイルス感染症の為の「4種混合ワクチン」
• 猫クラミジア感染症の為の「5種混合ワクチン」

そもそも室内飼いの虎徹は3種混合のみで大丈夫なのですが、

ルナと共存の為に5種混合ワクチンを虎徹に接種するという方法です。

しかし！

ネコエイズにはこの5種でも対応出来ないので、

別にネコエイズ用のワクチンを更に虎徹に接種するという方法でした・・・

虎徹に5種混合とネコエイズのワクチンを接種するかの判断

確率的には命に別状の無いワクチンですが、

人間でもコロナのワクチンは殆どの方が大なり小なり日常生活に影響が有ったと思うと、

ウチの夫婦は虎徹に新しいワクチンを打つのは止めておこうという方向でした。

体調になにか異変が有っても人間の様に言葉を話せないので・・・

まさかの即検査が出来た件

2回目の3種混合ワクチンを接種に、

動物病院ハートランド 水戸動物CTセンター

に行った際、

主治医から嬉しいお知らせが！！

「外注で検査なら検査結果が早く分かります！」

外注（専門的な機関）に血液を回してもらい、

ルナは猫白血病とネコエイズには陰性との検査結果の連絡がありました♪♪♪

晴れて虎徹と同じように暮らせるようになったのです！

とりあえず一緒に暮らせるようになった事でホッとしました。

というのも、

室内のガレージとは言え別室な訳で、

ほったらかしにする事も出来ず、

ご飯にトイレに猫のオモチャやキャットタワーが別に必要でした・・・

しかもガレージのドアから脱走しようとするので柵も必要な訳でお金の問題が(涙）

次回は2匹目の猫であるルナを飼うにあたり、

ケージやトイレ、フード等の必要な物と、

オススメの猫アイテムをご紹介したいと思います！