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【スペーシア】大雨の水たまりに水没!「車のどの高さまで水位が来たら車両保険で全損扱い?」

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【スペーシア】大雨の水たまりに水没!「車のどの高さまで水位が来たら車両保険で全損扱い?」

すい平

当記事では、

3年前に新車で販売したお客さんが不意に水たまりにハマってしまい、

車両保険で全損になってしまいましたので解説したいと思います💦

茨城県Sさん スペーシアカスタム ハイブリッドZ

ご成約を頂いた9月末には既にフルモデルチェンジが決まっていたスペーシアです。

現行モデル(旧型)は茨城のスズキディーラーがメーカーにオーダーしている車両がありましたので、1ヶ月ちょっとでご納車となりました。

既に発売されている新型もご提案したものの、Sさんは納車を急がなければならない理由がありました。

実はSさん、3年前の2020年の最終営業日に同じく黒のスペーシアカスタムをご納車をさせて頂いております。

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何故同じ車を3年後に購入されたかというと、少し前に降った大雨で水没してしまったのです💦

幸い保険に入られていたので、全額ではないものの少しの手出しで新たに同じスペーシアカスタムを購入する事が可能でした。

「車のどの高さまで水位が来たら車両保険で全損扱い?」のか、今回のお乗り換えまでの経緯をお話したいと思います。


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車のどの高さまで水位が来たら車両保険で全損扱い?

大した水位じゃないのに・・・

Sさんから奥様がスペーシアに乗っていて水没したとご連絡を受け、緊急レッカーかと思いましたが、問題無く走っているとの事でしたのでお店まで自走で来て頂きました。

写真は別の車両

ナンバープレートが少し変に曲がっていたのが気になったものの、奥様曰くホイールの真ん中ぐらいまで水に浸かったかもとの事で、特にチェックランプが点灯している訳でもなく、アイドリングが不安定な事も無く、エンジン始動も問題有りませんでしたので、私的には今回は何も問題は無いかと思ったのですが、念のためフロアマットを触ってみると・・・

すい平

うわっ!

湿ってる💦

画像は別の車両

フロアマットが濡れていると言う事は、マット下のフロア部分は水に浸かってしまったという事となります。

上の画像のフロマアットより一段高くなっているフロアは乾いておりましたので、丁度マットギリギリだった様子です。

高さ的に言うと、

ホイールのセンターキャップの中心あたりまで浸水したという事になります。

先ほど、、ナンバープレートが少し変に曲がっていたと言いましたが、恐らく水圧で曲がってしまったものと想定されます。

それでも私的にはこのぐらいの水位では全損扱いにはならないと思い、マットをしっかり乾かしてクリーニングすれば大丈夫と思いましたが、念のため代車をお貸出しして保険会社のアジャスターさんに見に来て頂く事にしました。

全損とは事故等で車が著しくダメージを受け、修理代がその時点での車両の価値を超えてしまい、保険屋さんが時価相当のお金を支払い、ダメージを受けた車両を保険屋さんが引き取るというものです。

結果は・・・

全損!!!でした💦💦💦

すい平

ええーっ!

なんでー???


修理するのは大きなリスクが

「エンジンまでは水位が来てないし、このぐらいの浸水であれば修理の可能性が高い」と思っておりましたので、保険屋さんの見解が下りるまでの間に担当ディーラーに問い合わせをしました。

すると担当者はこんな書類を持って来たのです。

要は、水没によって故障した何かを修理したとして、エンジン・ミッション・ブレーキ・電装関係全てにおいて修理元であるディーラーの方では一切責任を負えませんという事でした。

車内を見返してみたのですが・・・

画像赤マルの部分にハイブリッドの「リチウムイオンバッテリー」が搭載されております。

フロアマットまで水位が来たという事は、「リチウムイオンバッテリー」一度浸水してしまったという事となります。

ここで私もハッとなりました💦

このバッテリーはカプラー(端子)で車両と繋がっているのですが、そのカプラーが浸水したと言う事は、今の時点では通電(電気が通っている)していても時間の経過でサビて通電しなくなりエンジン不調みたいな事も起こり得ます。

その他、リスクは無限大に考えられますのでSさんの旧スペーシアは、結果的に全損で良かったという事になりました。


クリーニングもほぼ不可能だった

Sさんの旧スペーシアですが、お預かりした際には特に変な臭いは無かったのですが、日に日に悪化して参りました。

一番驚いたのはお預かりした次の日、ガラスが全面曇っていたのです。

要は一度フロア一面が濡れてたので湿気が溜まって曇ったものと思われます。

そうなると数日で車内はお風呂屋さんのような匂いから、カビ臭い感じの臭いに変わっていきました。

浸水した水は水道水や雨水とは違って、水たまりの水ですので雑菌も多く汚れた水ですので、もし修理の方向になった場合、すぐに車内を乾燥させクリーニングないと大変な事になりますが、並大抵の作業ではない事は容易に想像がつきます。

今回の件で、車両保険の重要さが身に染みたのと、例え浅い水たまりだったとしても危ないと感じたら車を停止させて引き上げる事が大切だと思ったご納車でした。

すい平

大雨の時は普段、水が溜まり易い所に近づかないのがベストですね・・・

すい平

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赤土修平

車屋さんの営業【経歴】京都出身のアラフォー ▶ 大阪の高校 ▶ 27歳まで自動車用品の商社 ▶ 28歳で中古車大手のガリバーに転職 ▶ 34歳で今のDショップに転職 ▶ 妻・子・猫2匹と茨城県で暮らしています ● 「人で売る営業マン」をモットーに、このブログが皆様のクルマやカー用品選びの参考になれば嬉しいです。

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