
当記事では、
私が業界最大手のガリバー(現IDOM)を辞めた理由と、
ガリバーの好きだった点・嫌いだった点のお話です
前回記事はこちら
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車屋さんの営業マン目線で【ガリバーのような大手企業】と【Dショップのような街の会社】の違いを比較してみた!
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使い物にならんかったんか?

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赤いすい平がガリバーを辞めた理由
それはズバリ!
転勤です!!!
転勤が嫌だーというと、
世の大変な思いをされている転勤族の方や、
逆に転勤が好きな方には大変失礼な話なのですが、
2つのちゃんとした理由があって転勤だけは嫌だったのです。
赤いすい平の個人的なワガママ
赤いすい平は2014年(平成26年)の増税前に皆様の協力もあって念願のマイホームを建てたました。
その頃働いていたガリバーの店舗は自宅から車で15分ぐらいのところだったのですが、
3年半同じ店舗だったのでそろそろ異動があるかもと思っていた矢先、
案の定その年の9月に異動辞令が下りて、
翌月には車で1時間以上かかるお店に異動になりました・・・
恐らく、
社宅の申請をすればアパートを会社に借りて貰って単身赴任出来たとは思うのですが、
せっかく拘って建てた家を離れるって・・・兎にも角にも辛かったのです(涙)
なので、
遠方の店舗に異動辞令が下りたら辞めると決めていました。
半分自慢ですが、
売れる営業マンだった私はイベントの3日間で10台を販売して、
赴任先の店長に3日間のイベントの最終日に「辞めます!」と言ったのを覚えています・・・

会社の方針に合わなかったのと、今までのお客さんと離れたくなかったから
当時の赤いすい平が働いていたガリバーの店舗は、
当時大きく2つのスタイルに分かれていまして、
入社から異動するまでの店舗
「他の中古車の相場より高いですが、長期保証がしっかりあって事故車(修復歴車)は一切販売しません」という謳い文句で、展示場には10~20台ぐらいの在庫しか無く、基本は全店舗の在庫をパソコンの画面を見ながらお客さんとじっくり話こんで売るスタイル
異動してからの店舗
他の中古車より安い物も多く、保証も1ヶ月から3ヶ月と短く、事故車(修復歴車)もどこが直されているか説明した上で販売、展示場にはずらっと100台以上の在庫があって、一般の中古屋さんの様に「どうですかこの車?」的なアウトレット販売スタイル
ざっとはこんな感じでした。
同じ会社でも真逆な営業スタイルの店舗が全国に存在しておりました。
【入社から異動するまでの店舗】の営業スタイルは、
お店には10~20台の車しか置いてなく、
お客さんの希望の車をパソコンで探して販売するので、
とにかく1台をご成約頂くまでには色々と大変でしたが、
逆にご成約頂いた時の喜びはハンパなかったです。
今思えば、
これってすごく効率の悪いスタイルで、
そりゃあ店舗の在庫数は多ければ多い方が良くて、
事故車(修復歴車)だろうが何だろうが、
有る車は売ってしまう【異動してからの店舗】のアウトレット販売スタイルの方が効率は絶対良いと思います。
その後、
ガリバーはこのスタイルで店舗数も売り上げも伸びていたので会社的には正解だったのだろうとは思います。
現に、現在の大手の車屋さんはどちらかと言うと、
全国的に【異動してからの店舗】のアウトレット販売スタイルに近いお店が多くなった感じがします。
しかし、赤いすい平はどうもこのアウトレット販売スタイルが性に合わなかったみたいです。
何かこう、営業マンというよりは販売スタッフ感が否めなくて、
これも辞めたい理由の一つだったように思えます。
比べて、
【入社から異動するまでの店舗】の営業スタイルですが、
効率の悪い営業スタイルのおかげで、
話し込んでいるうちにお客さんのプライベートな話も聞けて、
こっちの事も話せて、そうこうしているうちに親近感が湧いて仲良くなるので、
リピートや紹介での販売が少ない会社でしたが、
個人的には毎月1台はリピートや紹介販売があったように思えます。
楽に車が売れると言っては語弊があるかもしれませんが、
丸3年同じ店舗に居たことも有って、
せっかく楽に売れるようになってきた頃に異動するのが自分的にはとても効率が悪い気がしたのと、
せっかく私の事を信用して車を買ってくれたお客さんと離れるのが嫌だったというのも、
ガリバーを辞めた理由の一つです。
ガリバーの好きだった点・嫌いだった点
好きだった点
- 全国の営業マンランキング的なのが有るので、上位だとモチベーションが上がる
- 会社が上場企業だったりするので、家とかのローンが通りやすい
- 同じ時に入社する同期が数十人いて、一緒に支えああって成長できる
- 新店も多く、綺麗な店舗なので女性も働きやすい環境が整っている
- 会社のルールがしっかりしているので、スタッフ全員が同じ方向性と目標を持っていて基本的に前向きな発言だったりお店の雰囲気(良くも悪くも体育会系?)
- 会社のシステムがしっかりしているので、基礎からきっちり学べて、車の知識が全くなくてもトップセールスマンになれる(現にそういう他業種からの方の方が出世されていた感があります)
- サービス業なので土日休みって訳にはいかないですが、比較的休みの日数は有って、大型連休は長め
- 上には上が居る世界なので、営業力や提案力などのスキルが身についた
- 書類業務や雑務をこなしてくれる事務員さんのような立ち位置の人が居るので、営業に専念できた。
嫌いだった点
今とは時代も違う部分もあると思いますが、
当時のガリバーが嫌いだった点を挙げるなら・・・
- 残業がとにかく多い、特に7時にお客様宅での出張アポなんかで、成約までとなるとざっと2~3時間かかるので、それから帰ると午前様なんて事も・・・
- 商談が決まらなかった時や全然売れていない時の絶望感と、プレッシャー
- 基本的に即決商談なので、お客さんを帰さない事に必死になってしまい商談が変な方向に・・・
- 店長にもよりますが、商談がまとまらなかった時は怒号による激詰め(笑)、その後の精神状態の悪化
- 数字を追うが故のお客さんに対して即決を迫ってしまう
- お店のトップはあくまで店長なので、店長によってお店の空気が全然違う
- 社内のイベントが多く、気持ちが乗っからないと精神的にしんどい
- クレームなんかがあると、売った実績が無くなるペナルティのようなものがあって、ボーナスが減ってしまう。

前回の記事の時は大手の車屋さんの方が良く思えたケド、大手は大手で色々大変か・・・
この辺はお店や店長次第な部分ありますし、
逆に今思えば楽しかった思い出です(笑)
あと、
良かった・悪かったは個人的な意見なので、
あくまで参考までにお願いします。
余談で、Dショップに転職して嫌だった点ですが・・・
今は改装されて清潔でキレイなトイレなのですが、
入社した頃は男性用のトイレも女性用のトイレも同じ空間に有って、
女性用と男性用の大便器が一緒で、
なんと便器が和式!



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